少年少女は銀河の夢を見るか

しがないジャニオタが思いや考えを綴っていきます。

パパオーと塚ちゃんとA.B.C-Z

情けないファンサ体験記*1を書いていたら去年の7月にパパオーの感想を書いた下書きが出てきたので折角なので投稿することにしました。(2018年2月9日記)

以下去年の7月に私が書いていた文章です。

 

5月(4月?)に観に行ったサクラパパオーの舞台の感想を書こう書こうと思っていたら7月になっていました。

 

うだうだしている間にのど自慢も観に行ったので合わせて感想を書いていこうと思います。ただ、Defiledと比べると脚本が観客に対して舞台では語られぬ部分についての考察を要する部分が少ない作品であると思うので淡泊な文章が続きます。悪しからず…

 

まず、サクラパパオーについてですが塚ちゃんの舞台!というものがとても感じられて良い舞台だったな、という印象です。ただ、劇が始まる前に客席の方を振り返ると割と空席が目立ったので少し悲しかった思い出があります(‘;ω;`)

 

テンポの良い物語の展開や華やか、煌びやか…でも可愛げも残っているセット、運動神経が良くてフットワークも軽いけどアイドルという眩い光の中に身を置いていて、でもそれでいながらちょっと抜けてたりして可愛い塚田僚一というアイドル、もとい人間そのものを現した舞台であるなぁと感じました。終盤、ちょっとオカルトチックな展開*2に多少困惑したのですが、それも時たま人を置いてどこかに行ってしまう塚ちゃんらしさというのがあったのかな、と思っています。

 

また、カテコが終わり舞台からはけていく時、全力で観客に手を振っている塚ちゃんを見て、彼はアイドルになるべくして生まれた人なのかもしれないなぁ…と拍手をしながらぼんやり考えたのを覚えています。塚ちゃんがいなくなった後の舞台は華やかな演出の名残の紙吹雪と寂しさがあって、コンサート終わりのそれを髣髴とさせました。

 

突然ですが、私はえびちゃんを語る時必ず「ノスタルジック」といワードを出します。

ノスタルジック…遠い懐かしさを感じさせる、得がたいもの、失われたものなどに対して、心惹かれ、思いを馳せ、憧れや恋しさを抱くさまなどを意味する語。(weblio辞書より抜粋)

えびちゃんのグッズや曲にある”すこしばかりの古臭さ”というものが個人的には心地良くて大好きです。最高のポテンシャルを持ったアイドルであるえびちゃんはきっと最先端のEDMを歌わせたらきっと上手いと思います。

ですが、そんな彼らが敢えて?(敢えてそうしてるのかどうかは一ファンの私には分かりかねるものですが…)ちょっと古臭い70~90年代の曲調の歌を歌う事で絶妙に”味が出る”気がしています。

 

また、ノスタルジックには良い意味での”チープさ”というのも存在すると思います。この良い意味でのチープさとしてサクラパパオーで今でもよく覚えているのが競馬場でのドリンクです。競馬で勝った田原君とサム君が飲んだスペシャルカクテルがあったのですがカクテルグラスにキラキラのモールが乗っていて如何にも「スペシャル!!」という感じがあり、且つモールでスペシャル感を出しているチープなスペシャルカクテルが物凄く可愛くて今でも覚えています。塚ちゃん自身にチープさは無いですが、えびちゃんのノスタルジック由来の素敵なチープさが舞台の中でスペシャルカクテルをはじめとしてちらほら伺えて、塚ちゃんはA.B.C-Zの一員なんだなぁと感じることが出来ました。

*1:55魂で戸塚くんにファンサを貰った記事を参照して頂きたいです。本当に情けないです。

*2:殺処分されたはずのサクラパパオーが今ここにいる!(登場人物には見えているらしい)という展開で話が進み、観客は馬の鳴き声と役者の演技からその場の情景を想像しないといけない、というちょっとエキセントリックな演出。当時ちょっとだけ困惑した。